2010年 08月 21日
橋本自然農苑 |
紀ノ川沿いで自然農法をされている
橋本自然農苑へ行ってきました。
橋本さんご夫婦とスタッフさんで
4町の田畑をきりもりされています。
最初は河川敷の草をどんどん刈って
畑へ入れて肥料にしていたそうですが、
5年ほど経ったころから、作物が大きくならず、
虫が多くつくようになったので
草を入れるのを止めてみたら
しっかりと育つようになってくれたそうで、
今は土の力だけで作物を育てています。
土は耕すし、草は外へ出してしまうこともあるので
自然農とは少し違うのだそうです。
畑は、里いも、きゅうり、トマト、ししとう・・
夏野菜が元気に育っていました。
手前の若草色の里芋の葉は
自然農法で育てたもの。
奥の濃い緑色の里芋の葉は
農薬・肥料を使った
慣行農法のもの。
大豆もきれいな若草色で、
虫は全くついていません。
虫がつくのは、土に残っている毒を草が吸い上げて、
そうして弱った草に虫が集まるからだそうで、
土の毒が抜けてしまうと
虫の害は無くなるのだそうです。
除草剤で草を殺し、農薬で虫を殺していたら
いつまでたっても終わりなき戦いですね。
ご自宅にはシードストックの保冷庫に
50種類の種が保管されていて
種をいくつか分けていただきました。
買った種よりも、自家採取した種のほうが
ずっと味も実りも良いことから、
土の浄化も必要だけれど、
種の浄化も必要だということがわかり、
今は種をすべて自家採取しています。
しかも、毎年同じ場所で同じ作物を作ったほうが
種がその風土に順応していくのだそうで
連作をしているのです。
普通は土だけの力で野菜を育てたら
どんどん痩せてしまうのに作物は良くできる・・・
同じ場所で同じ品種を連作したら
よく育たないのにできている・・・
科学者も驚いているそうですが、
こうだという既定の枠にとらわれず
作物の状態をよくみて、
その奥の真理を見極めながら
ご自分の見出した答えを
しっかりと歩かれてるんですね。
また、おっきな学びをいただきましたぁ。
橋本自然農苑へ行ってきました。
橋本さんご夫婦とスタッフさんで
4町の田畑をきりもりされています。
最初は河川敷の草をどんどん刈って
畑へ入れて肥料にしていたそうですが、
5年ほど経ったころから、作物が大きくならず、
虫が多くつくようになったので
草を入れるのを止めてみたら
しっかりと育つようになってくれたそうで、
今は土の力だけで作物を育てています。
土は耕すし、草は外へ出してしまうこともあるので
自然農とは少し違うのだそうです。
畑は、里いも、きゅうり、トマト、ししとう・・
夏野菜が元気に育っていました。
手前の若草色の里芋の葉は
自然農法で育てたもの。
奥の濃い緑色の里芋の葉は
農薬・肥料を使った
慣行農法のもの。
大豆もきれいな若草色で、
虫は全くついていません。
虫がつくのは、土に残っている毒を草が吸い上げて、
そうして弱った草に虫が集まるからだそうで、
土の毒が抜けてしまうと
虫の害は無くなるのだそうです。
除草剤で草を殺し、農薬で虫を殺していたら
いつまでたっても終わりなき戦いですね。
ご自宅にはシードストックの保冷庫に
50種類の種が保管されていて
種をいくつか分けていただきました。
買った種よりも、自家採取した種のほうが
ずっと味も実りも良いことから、
土の浄化も必要だけれど、
種の浄化も必要だということがわかり、
今は種をすべて自家採取しています。
しかも、毎年同じ場所で同じ作物を作ったほうが
種がその風土に順応していくのだそうで
連作をしているのです。
普通は土だけの力で野菜を育てたら
どんどん痩せてしまうのに作物は良くできる・・・
同じ場所で同じ品種を連作したら
よく育たないのにできている・・・
科学者も驚いているそうですが、
こうだという既定の枠にとらわれず
作物の状態をよくみて、
その奥の真理を見極めながら
ご自分の見出した答えを
しっかりと歩かれてるんですね。
また、おっきな学びをいただきましたぁ。
by reneecco
| 2010-08-21 20:38
| 畑の野菜、草木、虫のこと